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お待たせしました(?)なクリスマスかえすみバージョンです。
よかった……年越さなくって……。

さて、最後のクリスマスを書き終えたのでウキウキとうぃ~をいじっております。
据え置きを買ったのはPS2以来なので、その進化にちょっと戸惑いつつ驚きつつ。

買ったソフトは『どうぶつの森』。
しかしGC版やDS版もプレイしたことがないので、右も左も分からない状態でございます。

……今日なんて、始めたのが遅すぎて店全部閉まってたしね!
せっかく顔変えようと思ってたのにね!

そんなこんなでまったりプレイ中(専ら釣りばかり)の私が、ぶつ森の中で驚いたことがひとつ。
(このゲームにネタバレも何も無いとは思うのですが、知りたくない!と思われる方はスルー願います)


住民のゾウさん(男・名前は忘れた)に、同じく住民のカエルさん(男・同じく名前忘れた)へのお届け物を
頼まれました。
新入りの私は快くそれを受け入れ、スムーズに任務を終えてゾウさんへと報告いたしました。
するとゾウさんは喜んでくれましたが、その後このように言ったのです。

「○○(カエルの名前)はやっぱり俺にメロメロだな!(くびったけ、だったかな?・どちらにしろうろ覚え)」

……あれ?
キミ達、オトコノコ同士だよね?

動物の世界は、神秘に満ちておりました。

取り敢えず、私自身は紫色の鳥さん(女)がツンデレの匂いがプンプンして可愛くって仕方が無いので、
彼女を落とすのに専念しようと思います(どんなゲームだ!)。

……もしどなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、妙なプレイしかしていない私めに何かアドバイスを下さい。
ホント、何をすればいいのか分からん……。

さて、そんな私のへぼプレイ記はさておいて、遅れに遅れたかえすみクリスマスはいつものように
各種メッセージの下にあります。
勿論(?)がっつり百合でございますので、苦手な方はご注意下さいませ。

【拍手返信(くらゆき)】

→飛竜彩女様
メッセージありがとうございました! レポもお読み頂けたようで……楽しんで頂けて幸いです。
素敵だ素敵だとはレポの中で何度も叫びましたが(笑)、お会いしてみて思ったのはお2人ともノリがいい!
ということです。
私自身がハイだったというのもありますが、普通ハグなんて頼めませんよ人見知りですから……。
それでも、頼みやすい雰囲気を作って下さったお2人には感謝の気持ちでいっぱいです。
それからレポにも最後の方に書きましたが、このトークライブは定期的に行って下さる
予定だということ。
更にお2人は『ゲストも呼んでみたいよね~』とライブ中に仰っていましたので……
もしかしたら他のサクラキャストの方もいらっしゃることがあるかもしれませんよ。
真弓サンがもしもいらっしゃったら、是非一緒に楽しみましょうね(笑)

ゲームの件ですが、やはし私は是非サクラ2のリメイクを希望します!
絵は変えなくてもいいので……かえでさんを、かえでさんを落とせるようにしてくれれば何も問題は
ありませんよ……(しつこい)
DCの件は修理に出せばもう少しお手ごろに……とも思いましたが、セガはもうハードから撤退して
しまっているので中々難しいかもしれませんね。
やはりハードが壊れるのはキツイ……心中お察しします。

それでは、いつもメッセージありがとうございます!
初バイト、頑張ってくださいね!


→12月24日 21時23分頃メッセージを下さった方
メッセージありがとうございました! ライブレポも楽しんで頂けたようで幸いです。

愛さんのライブ、もし行われるなら絶対行きたいです。
11月3日に恋をして以降(ヲイ)、開催が決まったら絶対に行ってやると心に誓ったものですから……。
地方民なので交通費がかなり辛いですが、お金の問題は二の次ですからね。

更に3人のライブの話ですが……これは、もしかしたら実現するかもしれません。
レポには書き忘れてしまったのですが、お2人は今後は是非『ゲストを呼びたい』と仰っていたのですよ。
ということは、もしかしたらそのゲストが愛さんの可能性もあるのですよ……!
『新・青い鳥』の公演や浪漫堂ライブに行けなかった私ですので、そんなことになったら
狂喜乱舞して他の予定全て無視して昼夜2回共参加しようと思います。
実現したら、一緒にお祝いしましょうね。

それでは、メッセージありがとうございました!



→空様
メッセージありがとうございました! こちらこそトークライブではお世話になりました。
ハイになって大騒ぎしてしまし申し訳ありませんでした。
今後開催されるのなら絶対に見に行きたいと思いますので、その時は是非もっと沢山のお話を致しましょう!

それでは、今後もオンオフ共によろしくお願いします!



→えーこ様
メッセージありがとうございました! クリスマスネタも喜んで頂けたようで幸いです。
イベントはいいですよね、更新する方は大変ですが(笑)
私も他所様の更新を見るだけでニヤニヤします。いっそうちも更新してくれい(こら)
次は正月と相方様の本命のお誕生日でしょうか……さすがに誕生日はメインしか更新できませんけどね。

レニ、可愛いと仰って頂けて良かったです。かえレニなのかモトホシなのか自分でも分からなくなって
しまっておりましたので……。レニアイ分が少なかったのが少し心残りですが。
マリかえははっちゃけました(笑)
ちくしょうこのブログが深夜ネタ駄目じゃなきゃ……すみません独り言です。

そしてブログ開設おめでとうございます!
この記事をアップしたらこっそり覗きに行かせて頂きますね!

それでは、メッセージありがとうございました!


行事も遅れまくったくせに沢山のメッセージを頂けて幸せです。
今後も皆様の声を糧に頑張っていきたいと思いますので、またよかったら覗きに来てくださいませ!

それでは、今年最後のクリスマスネタをどうぞ……。
(がっつり百合となりましたので、深呼吸をしてからお進みくださいませ……!)
【本日の戯言24】
久しぶりの戯言となりました、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、この間の戯言で『携帯サイトのナビがマリアになった』とお伝えしましたが、
なんかもう面倒なので、自分の名前を「かえで」にしてやってみました。

……いやぁ! マリかえって楽しいね。

痛いことばっかりやってる痛い子で申し訳ありません……orz



+++++++++++++++


子供の頃に少女が想像していたサンタは、赤い服に白い髭を生やしたお爺さんであった。

だが実際、子供の頃の彼女にとってのサンタは……数多く居る召し使い達だった。
 

誕生日と同じように、少女の家のクリスマスは、ただ外見ばかりが豪華なだけのつまらないものであった。

家族皆で食事を囲むことも、ケーキを食べることもない。
そして彼女が眠った後、枕元にプレゼントの入った大きな箱がそっと置かれることも無かった。


広い広い屋敷という名の箱の中で幼い少女がサンタに願ったのは、クリスマスに自分と一緒に
過ごしてくれる『誰か』。


両親と一緒にクリスマスを過ごすことは、彼女も成長を重ねるに連れて難しいことだと
理解するようになっていた。
だからもうその頃には、それが両親でなくても構わなくなっていた。
ただクリスマスを自分と共に過ごしてくれる存在を、ずっと少女は求めていた。
 
 

やがて時が経ち、あの頃の少女は今やひとつの劇団のトップという存在になっていた。

同時に沢山の仲間に恵まれ、もう幼い頃のように独りでクリスマスを過ごす事も無い。

大勢で料理を囲み、賑やかに聖夜を楽しむ。
それに掛けられる値段は大幅に下がってはいたけれど、少女にとってはあの頃の何倍も
豪華なものだと感じていた。
 
こうして少女が幼い頃に願ったプレゼントは、無事に彼女の元へと届けられたのであった。
 

 
そんなサンタのプレゼントを今年もすみれが受け取った、夜。
彼女は一人部屋に籠り、しんしんと窓の外に降る雪を眺めていた。

雪の降る日は、世界が沈黙に包まれる。その静けさが更なる孤独を呼ぶ為か、
幼い頃のすみれは雪が嫌いであった。

しかし、煩いくらいに賑やかな日々を過ごしている今となっては、雪は逆に心休まる時間を
彼女に与えてくれる。


特に今日は賑やかな宴の開かれた日。

すみれは自分から騒ぐタイプの人間では無いものの、『親友』と書いて『ライバル』と読む仲間と
普段と同じようなやり取りを交わしたのをはじめ、他の仲間とも沢山の会話を交わした。


大いに笑い、大いに騒いだ、楽しいクリスマス。

その余韻を静かな部屋り楽しみながらひとり眠りにつくことが、ここ最近のすみれの聖夜であった。


降る雪を見つめていたすみれは、やがてふうっと息を吐いてテーブルランプを消す。

そして眠りにつくため部屋の明かりを消そうと彼女がドアへ近づくと、突如その扉が外から二度ノックされた。

すみれはふと、壁に掛けられた時計を見る。
日付は未だ変わってはいないものの、もうかなり遅い時間となっていた。

こんな時間の訪問は珍しい。


すみれは首を傾げたが、外からの気配に不穏なものは感じられなかった為、彼女はすぐにドアを開けた。

「す~み~れ~!」


扉を開くと同時に、部屋の中に響く声。
そしてすみれの首には、声の主の腕が絡み付いた。

「きゃっ……か、かえでさん!?」


いきなりの訪問者の行動にすみれは驚き目を丸くする。
そして相手が抱きついてきたために、彼女の方へと掛かってきた重さを何とか支えてバランスを取った時、
やっとすみれはかえでの姿をまじまじと見つめた。

「なんて格好をしていらっしゃるんですの……?」
「え~サンタさん。可愛いでしょ?」

訝しげな表情をして問いかけるすみれに、かえではにこにこと笑いながら答える。

確かに彼女の言葉の通り、赤い帽子とズボンを着ているためサンタであるといえるのだが……
その顔に大量の白い髭と鼻眼鏡を付けている姿は、すみれにとって可愛いとは思えない

「そうは思えませんわよ。」


きっぱりと言ったすみれの鼻に、甘ったるい酒の匂いが漂う。
抱き付かれた瞬間から彼女は感じていたが、やはりかえでは酒に酔っているらしい。

「んっふっふ~照れちゃって、可愛いわねぇ。」


真っ赤になった頬を緩ませてかえでは愉快そうに笑うと、それとは逆に不機嫌そうなすみれの頬をつつく。
そしてその身体を解放したかと思えば、千鳥足でふらふらとすみれの部屋へと入ってきた。

「ちょっ……まだ入ってもいいとは申しておりませんわよ!」

そんなすみれの声は、テーブルにシャンパンの瓶を置いたかえでの耳には届かない。

彼女は手近な椅子に座り、瓶に施された詮を既に明け始めている。

「……全く。」

詮の開いた小気味の良い音と同時に、すみれはそう呟いてため息を吐いた。


そんな相手の様子など全く気にも止めずに、かえでは自室から持ってきたらしいグラスにシャンパンを注ぐ。
透明で美しい液体が泡立ちながらそれを満たすと、彼女はそれをすみれの方へと突き出した。

「はいっ、飲みなさい。」
「なっ…飲めませんわよ。」

極端に酒に弱いすみれは、両手を振ってその誘いを断る。

「何よぅ、私の入れたお酒が飲めないって言うの?」


するとかえでは表情を先程までとは百八十度変えて、不機嫌そうにそう凄んだ。
しかし、酔っ払っているためかその迫力は普段の四分の一以下である。

「強要される筋合いはありませんわよ! それに、かえでさんこそもう今日はお止めになった方が
 よろしいんじゃなくて?」

その為すみれは強い口調でそう突っぱねると、ふんっと鼻を鳴らしてすぐ傍のベッドへと腰を下ろす。
毎年の日課となっていた余韻を邪魔された形となった為、彼女の機嫌はすごぶる悪い。

「嫌~。まだ飲み足りないんだもん。ねえ一緒に飲みましょうよ~。」

怒鳴られた形になったかえでは再び表情を変えると、今度は猫なで声を出してすみれに迫る。

酒の入ったグラスを片手にじりじりと自分に近づいてくるかえでから徐々に距離を取りながら、
すみれは相手にこう問いかけた。

「お断りしますわ。……誰かと一緒にお飲みになりたいのなら、どうして私の部屋にいらしたんですの?」

すみれの目と鼻の先にまで迫ったかえでは、相手の問いに一瞬だけ驚いたような顔をする。

だがすぐに、その表情は満面の笑みへと変わった。

「だって、すみれと一緒に飲みたかったんだもん。」

彼女の言葉に、今度はすみれが驚く番であった。

「今夜はクリスマスよ~。大好きな人と一緒に過ごしたいじゃない。」

言葉を失ったすみれの目の前で、かえではゆっくりと顔に付いた髭と眼鏡を取り外す。

邪魔なものが取り払われた相手の顔には、普段と同じ笑みが浮かぶ。

しかし酒のせいで赤く染まった頬とあまりにも近いその距離のせいで、すみれは彼女の顔を
真っ直ぐに見ることができなかった。

「か、かえでさん……。」

高鳴る胸の音がすみれの聴覚を支配した。
その喉の奥はカラカラに乾き、彼女は上手く声を発することができない。

そんな風に固まってしまったすみれを見ていたかえでの表情に、ふと悪戯っぽい笑みが浮かんだ。
 
「……隙アリ。」

その言葉と共にかえではグラスのシャンパンを口に含む。

「えっ…ん……!」

そして急な相手の行動に対応できなかったすみれの唇を強引に塞ぐと、口の中にシャンパンを流し込む。

……すみれの視界が、一瞬で歪んだものに変わった。



ぼうっとしたすみれの身体は、軽い口付けだけでは足りない相手の深いそれを受け入れる。

長い長い口付けの中で、すみれの思考はゆっくりと甘い時間に飲み込まれていった。
 
 
ある年の聖夜に少女の部屋を訪れたサンタの、忘れられないプレゼント。
それはこれから先にもずっと続く、ひとりではないクリスマスの夜であった。

+++++++++++++++
口移しは乙女の夢だと思います。
でも個人的にはこの2人、3分後には爆睡している気がしてなりません。
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