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大雨と台風は見事に逸れてくれましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は相変わらずヒッキーな生活を送っておりました(あと一週間の命だけどね!)。

さて、本日は我が家にある音楽プレイヤーの話。

サクラにハマる前からヲタ系の曲しか入っていなかったのですが、私は同じ曲を何回も聞くタイプなので
容量が1GB無くても余裕だったんです。

ところがどっこいハマって以降、容量が足らなくて困ってるんですよねこれが。

マリア、かえでさん、カンナ、すみれ様、レニ、織姫、アイリスの声が入ってる歌を全部ぶち込もうとするにも
当然無理。
その上マリかえの中の人のアルバムまで買ってしまったが為に、更に曲の選択を迫られる始末。
泣く泣く持ち運びを断念した曲も多いのです。
ああ、そろそろ本気で世間で人気のiPodだか何だかが欲しい。
いや、別に1GB以上あれば収まるんで他社のものでも全く問題無いんですけど。


そしてもう1つ、携帯電話。
こちらはメモカを買ったので全ての曲をブチ込んでも全く問題ありません。
ただ音質が悪いので、PCが使えない時に部屋で音楽流す時くらいしか使いませんが。


以上がうちの音楽プレイヤーさん達です。
前者は3回程修理に出している上に右上の部分が欠けていますが、今の所音楽を聞く分には問題なし。

ただ、ただですね……奴等は大きな特徴が一つありまして。

どちらも、すみれ様の大ファンのようなんです。

基本的にランダム再生で聞いている人なんで選曲は機械任せなんですが、
奴等はひたすらすみれ様の曲を連続で流しにかかる。

比率としてはアルバムの枚数的に考えてかえでさんの中の人の曲が流れやすい筈なのですが、
それでも通学中に聞く声はすみれ様が断トツで多いです。

その証拠に、携帯の再生回数トップ20の第一位はすみれ様版「チャンバラブギ」、二位が「雲雀の歌」。

いや、すみれ様の曲好きですけどね。アップテンポ曲好きなんで全部入れてますけどね!
それでも何か、自分の携帯の筈なのに相方様のそれのような気がしてなりません。

そして今日、珍しく奴等が「わたしの青空」と「夜のサンバ」をかけてくれましたよ!やったあ!
……でも、一切かえでさんの曲はかけてくれませんでしたね。
そんなに嫌いですか、かえでさん(流れる確率が最低)。
持ち主は物凄い好きなんですけどねかえでさん、駄目ですかねぇ……?

以上、我が家の機械事情でした。

【追伸】
そうか、身長差か!確かに凄かったもんな!【※前記事参照】
それでもしょっちゅう睨み合いとかやってる辺り、すみれ様はきっと首の筋肉強くなってそうだね。
カンナは腰が痛くならないもんか……。
しかし36センチ……マリかえの25センチも相当だと思うがね。
もう身長差カップル万歳でいいよ!
バナナ、、、今日は『調理用バナナ』に遭遇しました。
最近頓にバナナ遭遇率が高いような気がします。うわぁん!

では、拙い駄文第三幕。
読んでくださるという仏のような心を持った方、どうぞお進みくださいませ。

(注意書きにある通り『百合(マリかえ)・キャラ崩壊(特にマリア)』の傾向が強い作品になって
 おります。クリックをする前にもう一度よくお考えになってから先に進むことをお勧めします。)

【本日の戯言3】
かなりどうでもいい話ですが、カンナとかえでさんって物凄く気が合いそうな気がする。
特技格闘技だから一緒に訓練したりしてそう。
食事もマリアよりカンナの方が好みが合いそうだ。
二人でどっかの食堂みたいなトコでざる蕎麦とか豚丼食べてて欲しい。

 



+++++++++++++++
 
『迷走の先の真実』




図書室で次回公演予定の作品を読み、その後射撃場で訓練をして数時間。
優しかった朝の日差しがすっかり昼のそれへと変わった頃、マリアは自室で服を着替え
支配人室へと向かった。
 
その足取りは、これでもかという程軽い。

その証拠に、彼女は今すぐにでもスキップをしたい程気分が高揚していた。
それを実行に移していないのは、単に彼女の冷静な側面がそれを必死で抑えている為である。

だがそれでも完全な抑制は効かなかった為、今の彼女は異常な早足で廊下を駆け抜けているのであるが。

そんなマリアの頭の中は、既にこれからのことで埋め尽くされていた。
普段ならば朝一番に叶う筈の逢瀬を半日も焦らされている現在の彼女の脳内に、
他の情報が入る余地は無い、というほどに。


まずあの人に会ったら何を話そうか。既に『おはよう』ではなくて『こんにちは』の時間ではあるけれど。

その後どうやって食事に誘おうか。
周りの人間に不自然ではないように、あくまでさり気なく彼女を連れ出す方法は。

何処に食べに行こうか。銀座のあの洒落た店は、昼間も店を開けていただろうか。
それとも、彼女の好みに合わせてどこかの日本料理の店でもいい。


せっかく二人きりなのだから、どこかの食堂というのは避けたい。
しかし彼女が行きたいと言うのなら、勿論それで構わない。

最後に二人で食事をしたのは、もう何日前の話だっただろう……。


そこまで考えた時、彼女は既に支配人室のドアの前に立っていた。
目の前の薄く茶色い板の向こうに彼女が居る、そう考えるだけで沸騰しそうになる意識を抑える為、
マリアは大きく息を吐いた。

そしてぐっと拳を握り、その板を手の甲で叩く。

マリアの耳に響く、二度の固い音。
その後暫くの無音の時が、彼女には永遠のように長く感じられた。

「はい、どうぞ。」

待ち望んだ筈の返事の声。しかしそれはマリアの期待していたそれでは無かった。

自分と同じくらいの低い声。彼女が知る想い人の、少しだけ艶っぽい澄んだ声とはまるで違う。
風邪でも引いたのだろうか、それとも今朝の訓練で咽喉に入れられてしまったのだろうか。
首を傾げながらマリアはドアノブに手を掛ける。

「失礼します。」

まず有り得ないとは思いながらも、もしも後者ならば奴をどうしてくれよう、と彼女は親友の顔を
思い浮かべながらゆっくりとドアを開いた。

「あれ、マリア。どうしたんだい?」

きょとんとした顔で彼女を見ているのは、隊長である大神一郎。
その顔を見て初めて、彼女は返答の主が彼であることに気付いた。

だがすぐにその事実は彼女の頭の中から消去され、代わりに新たな最重要課題が浮上する。

「……」

どれだけ注意して見ても、マリアの目的の人物は室内に見当たらない。
目に入る場所は勿論、棚や机の影になっている場所や、今自分に視線を向けている男の背後にも、である。

「隊長、かえでさんは……?」

周りの気配にも彼女のそれらしいものが感じられないのを確認して初めて、マリアは大神に問いかけた。

「えっ、かえでさんならついさっきさくらくん達と出ていったけど。」

その言葉が耳に入るのと同時に、マリアの脳内に今日最初に出会った年下の少女の袴姿が映し出される。

休日であることもあり彼女はさくらの予定を全く知らないのだが、図書室から射撃場へ行く間に、
同い年の紅蘭と話している姿を見かけたことをふと思い出す。
何を話していたのかは彼女には分からないが、その場にかえでが居なかったのは確かであり
だからこそマリアはその時特に注視することも無かったのだが、
何故彼女が今かえでを連れ出したのか。

「何処へ行かれたんですか?」

表情を変えないままで、冷静にマリアは相手に聞き返す。
表情とは逆その気持ちはかなり焦ってはいるものの、この場で取り乱しても何も始まらないことを
彼女は知っている。

そんなことをする暇があるのなら、今は少しでも情報を得ることが先だ。

「う~ん、浅草に行くとか何とか言っていたと思うけど……。」

腕を組んで暫く考えた大神は、曖昧な表情ではあるがマリアにとって有益なそれを言葉という形で通達した。

「そうですか。ありがとうございます。」

聞くが早いかマリアは彼にそうやって礼を言うと、もう用は無いとでもいうかのように司令室の扉を閉める。
情報が引き出せれば、かえでが居ないその部屋にもう用は無い。

「い、いや……何だったんだ?」

ばたりとドアの閉められたその部屋で一人残された大神は、そんなマリアの姿を呆然と見送っていた。



そんな彼を他所に司令室から飛び出したマリアは、早足に劇場の玄関へと向かう。
大神の情報はいつのものかは分からないが、彼の様子を見ればそれを覚えていない可能性の方が高い。
それならば、彼の記憶を手繰り寄せる時間をかえでの捜索に充てたほうが有意義である
と考えての行動であった。

建物内を飛び出し、マリアはすぐに街の中に出る。
連れ出した主がさくらなら、彼女の中で向かう場所の検討はついていた。


更に、今はお昼時でかえでは朝食を摂っていないのだ。

二人きりの食事という願望は潰えたが、それでも今すぐ会いたいという気持ちが勝り
マリアは街の中を走り出す。

彼女達を見つけ次第、たまたま街に出て、たまたま人ごみの中で出会ったという演出をすればよい。
そうすればきっと、彼女達は街を巡る仲間の一人に加えてくれるだろう……そう考えたマリアは、
あれやこれやと彼女達を発見した時の言葉を考え始めた。


目の前には、お昼時で賑わう帝都の街が広がっている。
その人ごみを走り抜けながら、マリアは一直線に駅に向かって走った。
 


半日振りの食事に舌鼓を打って微笑む、愛する人の姿を思い描いて。




+++++++++++++++
……大神さんの扱い、こんなんでいいのだろうか?
いや、何よりマリアこんな風で大丈夫なんだろうか……。
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