みなさまこんばんは。
ついった始めてからというもの、思った以上にオンの知り合いが増えてびっくりの当方です。
開いたら誰かかんか居るもんね、びっくりだよ!
これを独り身中にやってたら淋しくなかったかもなぁ、なんて……いや何より呟く暇無かったか(笑)
ああ、でも確実に帝都ライブの時に色んな方にお会いできたな。
公式に暫く動きは無さそうな上にまた遠征に行くのもキツイので、日本全国に分散しているサクラファンと
オフで会うのはなかなか難しいですね。
やっぱり夏コミに某お国擬人化ジャンルと幻水目当てで参戦するしかない、か?
いかかでしょうかS隊長? 最近隊長が増えて大変だw
ここ最近はついったと、こないだ買った魔導を絶賛プレイ中です。
SS動いてよかった、ホントによかった。セーブも今の所問題無いですし。
何よりルルーが可愛い、可愛すぎる、さすが私をヲタにした最初の元凶!
普段高飛車なくせに何だかんだで一番アルルを心配してる辺りがとても萌えます。
(ノーマルでも百合でも大丈夫だな、多分。あ、でもサタルルよりシェルルがいい)
とまあそういう訳で、ルルーにドーピングしまくってクリアを目指しております。
お気に入りキャラを最強にするのは基本ですよね。
さて、GWはカラオケ三昧だし……楽しんでこよう。
あ、そうだ今回の更新。
ふっつうに花組の日常風景、マリアとアイリスの親子話です。
特にCP要素は無いので、マリかえすみ苦手な方でも大丈夫ですよ~。
……しかし復活して1本もかえでさん書いて無いや。何で自分で自分の首を絞めてるんだ私は!
という訳で相方様、かえでさん分の供給が欲しいであります。
それでは、拍手レスの後からどうぞ~。
【拍手返信(くらゆき)】
預言者(笑)
久々ねw 結婚式以来かな。
まさかあの時のカラオケの勘違いが現実になろうとはwww
マリアちゃんのエチュードは、凄く、カッコよかったです……。
金があるなら新幹線で日帰りできるぜ! オタ巡り十分できるぜ!
しかしおまいさんが今何が欲しいのか分からんので、普通にネズミランドとか東京観光した方が
楽しいかもしれんね。
名古屋オタ巡り了解w私多分買うもの無いけどww
愛さんのエロゲボイスは、色んな意味で怖くてまだ聞けてません! 生きてられるのか私!
蘭華様
ついったで結構話しましたね。まだ交流して1ヶ月とは思えないくらいです。
変な呟きしかしておりませんが、これからもよろしくお願いします。
ライブレポ……!
他所様にいっぱい素晴らしいレポがありましたのよ!
うちなんて曲目からして間違ってるっぽいのに!
お褒めのお言葉ありがとうございます……何か申し訳無いな(汗)
麗さんのエチュード、カッコよかったですよ! マジでCD出ないかしら。
新春といい、麗さんが歌うと全部カッコよくなってしまいますからね。さすがです。
それでは、メッセージありがとうございました!
かえでさん好き、お互い広めていきましょう(笑)
まりんこ様
ライブレポお読みいただきありがとうございました! 何か色々間違ってるので申し訳無いです(汗)
ちっちゃい人は舞台に上がらなくても全部持って行ってしまうから困ります(笑)
あの方の存在感は、凄すぎますよね……!
でもってコラムス、確かに1です。あやめさんの方です。
魔導が忙しくてまだマトモにプレイしておりませんが、美麗CG楽しみです。
……取り敢えず、あやめさん出さないと(笑)
帝劇グラフもかえでさんラスボスとの事で! もうこれは姉妹ファンウハウハなソフトじゃないですか!
SS、何気に凄いな……。
あ、サクラ大戦は買って無いので欲しい……しかし取りに行く術が無いですw
中古なのは全然問題ないですよw
カンナ×かえでさん、またマイナーな所をw
ああでもマリアが頼るくらいカンナって頼れる存在だからなぁ……それはそれで美味しいかも。
カンナはギャグっぽいですが、同時にカッコイイところも沢山あるので大好きです。
それでは、メッセージありがとうございました!
お互い、身体には気をつけましょうね。
レポ更新だけで一気に拍手が増えてびっくりです。ノンメッセの方もありがとうございました!
それでは、続きを読むからお進みくださいませ~。
【本日の戯言63】
大掛かりな企画に誘って頂けてドキドキ☆
しかしちょっと話しただけで、ある程度の役割が分担できる状態で人数が集まるのは凄いなぁ。
前途多難な長期決戦だけど、頑張ろう。
……しかし何より問題は、私が百合脳だってことですけどね!
暫くは精進の為にほのぼの話メインになりそうかなぁ……ああでもガッツリも書きたいっちゃ書きたい。
あとは、結構現実的にOVAやらアニメやら見て男キャラ極めないと!
加山はともかく(マテ)、大神クン分からないってどうよ私orz
++++++++++++++++++++
『それは、まるで手品のような』
真っ青の空に覆われ、小春日和となったある日の帝都。
暖かい空気に人々の心も浮かれるのか、大帝国劇場のある銀座は心なしか普段以上の賑わいをみせていた。
そんな天気のいい日はいつも劇場の庭で過ごしているか、仲間と共に街へ出ることの多いアイリスであったが、今日はサロンの椅子に座り静かに本を読んでいる。
「マリア、これ何て読むの?」
ふと本から顔を上げたアイリスが、本文にある一つの単語を指してマリアに問いかける。
問われた本人は手にした本から視線を外して相手の指す字を見ると、にっこりと微笑んでこう返した。
「これくらいなら、アイリスにも分かる筈よ。さあ、自分で調べてみなさい」
求めていた返答とは違う相手の言葉にアイリスは不満そうに眉を顰める。
アイリスの方へと差し出した。
「すぐに答えを聞くより、自分で調べた方がずっと覚えていられるわ。それに、レディは分からないことを、
調べもせずに聞いたりはしないのよ?」
諭すような口調で語りかけるマリアの言葉に、アイリスは渋々辞書を受け取る。
そして細かな字で羅列された文字を指で追いながら、慣れない手つきでペラペラとページを捲った。
春のはじめのこの日、劇場には彼女達しか居ない。
アイリスは普段一緒に過ごしている仲間が居らず、だからといって部屋で一人きりで過ごすはあまりにも淋しい。
そこでサロンで読書していたマリアの横で、彼女と同じように本を読み始めたのである。
仲間の一人に勧められたその本はアイリスには少しだけ難しく、何度かうとうとと眠りに落ちてしまうこともあった。
その傍らで文庫本のページを捲っている。
休演日とはいえ訓練を怠ったことの無いマリアが朝からずっとこの場所に居たのは、仕方が無いこととはいえ
置いてけぼりにされてしまった最年少の仲間への思いやりであったのかもしれない。
たった二人だけの静かな時が流れて幾許かの時間が過ぎた時、彼女達の声や物音とは違った音が
小さく響いた。
「そろそろ、お昼ね」
柔らかく笑ったマリアは、腹の虫の声には触れずにアイリスに語りかけた。
彼女の言う通り、時計は既に昼食に丁度いい時間を指している。
「お昼過ぎには帰ってくる子達も居るし、何を作ろうかしら」
文庫本を閉じたマリアはそう呟き、腕を組む。
作ることのできる料理のレパートリーの多い彼女には、昼食の献立になり得る選択肢が幾つもあった。
「アイリス、オムライスがいい!」
思案するマリアの耳に届いたのは、もうすっかり本を閉じてしまったアイリスの声。
彼女は帝都に来てから食べたオムライスの味をとても気に入ったらしく、よくマリアやかえでに食べたいと
せがんでいた。
「オムライス……そうね、最近食べていなかったし。そうしましょうか」
献立があまりにも偏ってしまっては文句が出る恐れがあるのだが、ここ最近オムライスが食卓に並んだ記憶は
少なくともマリアの中には無い。
また彼女の記憶が確かならば、材料にも問題は無かった筈だ。
その為アイリスの意見は作り手に反対されることも無く、そのまま採用されることとなったのである。
+++++++++++++++
マリアは手際よく調理をし始める。
野菜は下準備をして一口大に切り、同じようにして切った肉は熱したフライパンへ。
一方のアイリスは、付け合せのサラダと彩りに使うレタスを手でちぎる等、自分にできる範囲内で
彼女を手伝っていた。
やがてある程度の作業を終えると、マリアは卵を手にとってボウルに割り入れる。
最初の一つ目こそ両手を使っていたものの、二つ目以降からは既に割った卵をかき混ぜながら、
それを片手で行っていた。
「うわぁ、マリアすご~い!」
慣れた手つきで片手で卵を割る様子に、アイリスは目を輝かせて感嘆の声をあげる。
未だに殻まで入れてしまうことも多い彼女にとって、利き手ではない方の手だけで卵を割ることのできる
マリアの手つきは、まるで手品以外の何物でも無い。
「いつかアイリスにも、できるようになるわ」
五つ程の卵を綺麗に割り終えたマリアは、手を止めることこそ無かったものの、柔らかい口調でそう呟き
にっこりと微笑んだ。
「ホント? アイリスにもできる?」
そんな会話を交わしながら二人が調理を進めていた時、ふと調理場の扉が開く。
それに気づいた二人が殆ど同時にそちらに視線を向けると、にこにこと嬉しそうな表情のカンナが
顔を覗かせていた。
「あ、カンナだ! おかえり~」
ちぎり終わったレタスを皿に乗せたアイリスが、そう言って彼女に手を振る。
「おう。ただいま! 昼飯の準備してんのか?」
その声に招き入れられるかのように厨房へと入ってきたカンナは、調理台の前に並べられた食材を見て
そう問いかける。
「おかえりなさい。帰ってきたと思ったら、もうご飯の心配?」
口元から今にも涎を垂らしそうな親友に向かい、マリアはそう言って苦笑した。
「だって、腹減ったんだもん。しょうがねえだろ?」
皮肉交じりのマリアの言葉に、カンナはバツが悪そうに笑う。
マリアは笑みを浮かべたままでふっと息を吐くと、準備してあったフライパンに火を入れた。
「ねえねえ、カンナ聞いて! マリア凄いんだよ! ホンモノのコックさんみたいに、片手で卵割っちゃうの!」
先ほど目の前で見た興奮がまだ冷めていない様子で、アイリスがカンナにそう訴える。
あまりにも大袈裟な彼女の言葉に一瞬目を丸くしたマリアであったが、すぐに表情を変えて
視線を握ったフライパンの上に戻した。
その顔にはほんの少しだけ、照れたような笑みが浮かんでいる。
だがそんなマリアの表情は、その後に続いたカンナの言葉によってすぐに変貌したのだった。
「卵ぉ? ああ、それくらいならアタイにだってできるぜ」
カンナの答えにアイリスが目を丸くしたのと同時に、マリアが再び目を見開いて視線をカンナへと移す。
しかし既に具材をフライパンに入れてしまった為、彼女は調理台の上にあった卵を手に取るのを止めることが
できなかった。
「ああ、任せとけって……よっ!」
カンナの大きな手にすっぽりと嵌まった小さな卵は、ボウルの角へと思い切りぶつけられる。
ぐちゃぐちゃに濡れてしまった。
「あれっ!?」
カンナとアイリスは哀れな卵の末路を見つめ、思い思いの言葉を呟く。
予測できていたかのように、深い溜息を吐いた。
「いやー、失敗失敗。ちょっと力入れすぎちまった」
手についた卵をすぐに洗い流し、カンナは再び別の卵を手に取る。
先ほどの事もあって不安気な顔でカンナを見上げるアイリスであったが、その心配も空しく彼女はまた
ボウルの角に卵を叩き付けた。
その結果に、マリアが二度目の溜息を吐いたことは言うまでも無い。
「あれぇ!? おっかしいなぁ……もう一回」
再び卵を洗い流して卵を取ろうとしたカンナの腕を、マリアの白い手が掴んで止める。
これまでの一連の出来事の間に既に出来上がってしまった一皿のオムライスが、調理台の上で
食欲をそそる匂いを放っていた。
「わぁ~美味しそう!」
すっかりお腹を空かせたアイリスはそれに飛びつくが、いつもならそれ以上に敏感なカンナは
それに気づいてはいない。
「え~でも……」
まるで子供を叱るような口調でカンナを咎めたマリアは、その手から卵を取り上げようとする。
だがすぐにカンナは卵を持っている自分の腕を高く上げてそれを阻んだ。
「分かってるよ。だからマリア、頼む! もう一回だけ!」
卵を持っていない方の手でマリアを拝みつつ、カンナは彼女にそうせがむ。
彼女は三度目の深い溜息を吐いて未だ掴んだままであったカンナの腕を離した。
「……へへっ、サンキューマリア」
カンナは嬉しそうに言うが、マリアの表情は晴れない。
それどころか彼女の言葉はマリアの四度目の溜息を誘ったようである。
「カンナ、頑張れ!」
もう自分のものであるかのように完成したオムライスの皿を持ったアイリスが、そうカンナに励ましの声を掛けた。
「任せとけ、三度目の正直!」
掛け声と共にカンナは手を振り下ろし、卵がボウルの角に当たる。
その様子を二人はそれぞれの表情で見つめていたのだが、その後口から出たのは同じ言葉であった。
『カンナ、大人しく食堂で待ってて!』
あれほど真っ青だった空が橙色に変わった頃、買い物を終えて劇場へと戻ったすみれは、
普段通り優雅にその廊下を歩いていた。
今日は正に買い物日和ともいえる快晴。
その上いつも以上に気に入ったものを買うことができたすみれの口からは、無意識のうちに鼻歌が
紡がれている。
そんなすみれがふと厨房の前を通り過ぎようとした時、ふとその部屋の中から光が漏れていることに気づいた。
そろそろ小腹が空いてくる時間帯ではあるものの、夕食の準備をするにはまだ早い。
それに今厨房を使うような人間は劇場に残っていない筈である。
不思議に思ったすみれは、明かりの点いた厨房の扉をゆっくりと開けた。
「あーッ! くっそまた失敗した!」
同時に響いた叫び声と、目の前に広がる光景。
立ち尽くす他無かった。
調理台の前に、カンナが立っている。
その周りには、無数の卵の殻。
そしてどこから持ってきたのか分からないが、まだ割られていない無数の卵の山。
「……あの、か、カンナさん?」
やっと口を開いたすみれの声に、カンナはひどく大袈裟に驚いて声を上げた。
その顔のいたるところに、黄色や透明の液体が塗られている。
「あーもう、マリアやかえでさんだったらどうしようかと思ったぜ。で、何か用か?」
ホッとしたように胸に手を当ててカンナは息を吐くと、そうすみれに問いかける。
何か用か、ではない。この光景を目にしたすみれには、カンナに聞きたいことが山ほどあった。
何故厨房がこんなにも汚れているのか。
だが目に飛び込んできた衝撃的な光景と、そして頭に浮かぶ幾つもの疑問のせいで、
すみれの頭はまだ正常値まで回復してはいなかった。
「あ……あの」
やっとの思いで、すみれは口を開く。
するとカンナが、白身と黄身だらけの顔を再びすみれの方へと向けた。
「どうして召し上がることが専門の方が、こんなところにいらっしゃいますの?」
彼女の口から出た疑問は、どこか論点がズレたものであった。
その後、片付けることを忘れて作業に熱中しすぎたカンナが叱られたことは……いうまでもない。
+++++++++++++++
マリアとかえでさんとアイリスだと、三姉妹に見える。
かえでさんとカンナとアイリスだと、お母さんと兄妹に見える(笑)
そんな年長組と最年少の組み合わせ。
ちなみにレニだと、マリアとは姉妹、かえでさんとは親子、カンナとは頭のいい妹と男勝りな姉、いや兄か?
しかしかえでさんはアイリスとよりレニとの方がお母さんに見えるなぁ、何でだろう。
全体的に女性キャラ同士が非常に仲の良い描写が含まれること、更に製作物によってはキャラが崩壊していることがございますので、観覧の際はご注意下さるようお願い致します。
その上最近はCPが節操無し状態になっておりますので、より一層ご注意願います。
初めていらっしゃった方は、必ず「あばうと」のページをご覧下さい。
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