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ご無沙汰しております。
GWだ~! と言っていたのはいつのことやら。見事に当サイトは停滞しておりますorz
(言い訳をするとすればこのGW明け辺りから管理人2人して大スランプに陥っていたのですy……
 いえ何でもありません申し訳ないですはい)

近況といえば……GWに無理やり遷都くんに会いに行ったことでしょうか。久々に世の中の休みと同じ休日を
過ごしましたが、やっぱり観光地は平日ですよね!
個人的に伊勢神宮に物凄く行きたいのですが、意地でも平日に行こうと思っておりますこのやろう。

でもってサクラ関係と言えば、そろそろマリアさんの誕生日ですね。あと一カ月かな。
ネット上でもお祝いが開催されるようですし、今から一ヶ月間が楽しみですによによ。
当日ともなれば某大規模イラスト系SNSを始め、様々な個人サイト様でも色んなマリアが見られるのですよ!
いやぁ、今から楽しみだわ!!
少し前に5の昴の誕生日も盛り上がりましたし、きっとマリアさんも同じくらい盛り上がってくれる筈……。
(うち……は、うちは……多分何か上げますよ多分、ええ、きっと、恐らく……)

……かえでさんの時は、どのくらい祝ってくれるのかなorz
マイナーキャラにハマると、その辺はとても寂しいですねん(涙)

でもってそのお姉さんのあやめさんなのですが、何気に二カ月ちょいくらいに誕生日が迫っております。
しかも、今度の誕生日が生誕111年なのですよ! 111ですよ! 愛愛愛ですよ(苦し~ぃ!)
その辺のことを踏まえて、どこかで何か無いかな……無いよな、無いよねorz
(でも自分でやるぜ! って言わないところが私らしい。だってチキンだもの☆)

姉妹、大好きです……!


さてさて、私のどうでもいい近況はこの辺りにしてお知らせをひとつ。

新しく二件の素敵サイト様にリンクを張らせて頂きました!
どちらも3のロベグリメインのサイト様でございますが、私実はサクラで最初にハマったのはマリかえでもなく
マリすみでもなくロベグリなので……その中でも特に大好きなサイト様でございます。

皆様、是非是非足を運んで下さいませ!



そして今回の更新ですが、かえすみです。どのぐらい振りかの、かえすみです。
……ちょっと休憩がてら書いたものの方が先に書きあがるって、よくある話ですよね(苦笑)
まあ、なにより今回の投下物の構想を考えたのが今年のバレンタインだってことの方が恐ろしいのですがね!


更に、ロクに更新も無いのに拍手を押して下さった皆様ありがとうございます。
返信不要とのことですが、メッセージを送って下さった方もありがとうございました! 励みになります!

まったりすぎるサイトではございますが、これからも宜しくお願い致します。

【本日の戯言64】
かえでさんが可愛すぎて仕方がない今日この頃。
多分ついった上ではかえでさんスキーだと多くの方に思われていることでしょう。

……一応、三股です(殴)

しかしとてもじゃないけどあんな素敵なマリアさん達の中にうちの特殊(?)なマリアを投入できない! 
というのが、当ブログ管理人の見解でございました。

汚しちゃだめだよね、汚しちゃぁ……。




++++++++++++++++

今回はかえすみでございます
見事に百合でございますので、苦手な方はご注意下さいませませ。


 

普段大帝国劇場の厨房から聞こえてくる包丁の音は、まるで音楽のリズムを刻むかのような
心地よいものである。
それもその筈で、普段ここで料理の腕を振るうのはその道を極めたプロか料理を得意とする劇場関係者のみ。
慣れた者、その上料理することに楽しさややりがいを感じている者が使えば、包丁とまな板という調理器具も
ひとつの楽器となるのだろう。
 
しかしこの日のメロディは、指揮者が拍子を間違えたとしか思えない程たどたどしいものであった。

 
「っつ!」
「ほら、だから危ないって言ったでしょ!」

小さく声を上げた奏者の指は、隣に立つかえでの口元へと引き寄せられる。
赤く染まったそれを舐め軽く吸い付いた彼女は、隣の蛇口をもう片方の手で捻ると、その指を水にくぐらせた。

「すみれから貰うチョコは、血の味がするかもしれないわね」

苦笑いを浮かべたかえでが視線を向けたのは、先程の血と同じくらい真っ赤に頬を染めた奏者の瞳。

「……うるさいですわよ」

すみれはそう吐き捨てると、彼女からすぐに視線を反らせた。
 
 
すみれがかえでの部屋を訪れたのは、三十分程前のこと。
日頃世話になっている人物にチョコレイトを贈りたい、だから料理が趣味の彼女に手伝って欲しい……
とのことであった。
プライドが高く意地っ張りの彼女が自分を頼ってきたことが純粋に嬉しかったかえでは、
その申し出を快諾した。
しかしいざ調理を始めてみると、やはり料理の経験が殆ど無いお嬢様の手助けをするのは骨が折れる。
実際彼女は何度か彼女と一緒に料理をしたことがあるのだが、その時の調理の殆どは
かえでがしてしまっており、彼女が手出しをしないということは今回が初めてのこと。
手を出してしまいたいのは山々なのだが、今回は本人に『手を出さないでくれ』と強く言われている為
それはできない。

かえでにできることは、あくまで作り方を教えるということに限られているのである。
 
 
チョコレイトを細かく刻む作業だけで、すみれはほぼ全ての指に切傷を作っていた。
『血の味がする』と評したのは勿論揶揄であるのだが、一人で作らせたらそれは冗談では
無くなるかもしれない。
 
 
「生クリームは泡立てて固めること、ちゃんと覚えた?」

包帯だらけの痛々しい手で生クリームのパックを取ったすみれに、唐突にかえでは問いかける。
するとすみれの手が止まり、見る見るうちに表情が不機嫌な時のそれへと変わる。

「くっ……そんなことは早く忘れてくださいまし!」

ふいっとそっぽを向いてそう言った彼女の手の中で、パックが小さな悲鳴を上げた。
はっとした二人の視線はすぐにそちらへと注がれたが、それは少しだけ凹んだのみで
それ以上の難を逃れていた。

ほぼ同時に安堵の溜息を吐くと、すみれはかえでを睨みつける。
頼むから怒らせないでくれという無言の抗議に、かえではぺろりと舌を出して苦笑した。
 
 
指に傷を作るたびに中断していた刻む作業が嘘のようにその後の作業は滞りなく進み、
次は酒を少しだけチョコレイトに入れる段階。
チョコレイトを作るだけならば酒は必要無いのだが、すみれの希望は『甘いお酒の香りのするチョコレイト』で
あった。

どうやら、彼女がそれを贈る相手は大の酒好きのようである。

「匂い、かいじゃだめよ」

甘酒で酔うことができるという特技を持つすみれが酒瓶を手にした時、すぐにかえでは忠告する。
甘い香りの中のほんの少しのアルコール分だけで、きっと彼女はひっくり返ることができるだろうと予測しての
言葉であった。

「わ、わかっておりますわ……あれ」

しかし言葉での忠告だけでは意味が無かったようで、自らのすぐ傍から漂ってきた香りにすみれの身体が
ふらりと揺れる。

「ほら言わんこっちゃない!」

慌てたかえではすぐに彼女を抱きとめると、その手から今にも離れてしまいそうになっている酒瓶を
奪い取った。
それを調理台の上に置いて、かえでは相手の背中をゆっくりと摩る。
暫くの間ぼうっとかえでの胸に顔を埋めていたすみれであったが、はっと我に返ると
すぐに相手の腕の中から抜け出した。

「あら、いいのよ。もう少し甘えてても」
「遠慮しておきますわ」

相手の温かさが名残惜しいかえではそう誘うものの、すみれは首を振る。
予想通りの相手の反応を淋しく思いながら、かえでは温かさを求めるように調理台の洋酒を手に取った。

同じ台の上に置かれていた器に少しだけそれを注ぎ、舐める。
その甘ったるい味と少しのアルコールが、かえでの身体に心地よい温かさを与えた。

「……ん、おいし」
「ちょいと、かえでさんこそこんなところで酔っ払わないでくださいな!」

満足そうな表情で呟いたかえでに、すみれが声を荒げる。
酔っぱらったかえでの一番の被害者であるすみれからすれば、それは自己防衛の為の
当たり前の行動であった。

「コレくらいの量、飲んだうちに入らないわよ」

相手の声に臆することなく笑ったかえでは、もう少しだけと言って再びその手を酒瓶へと伸ばす。
しかしその手が冷たい酒瓶へと辿り着く前に、暖かいぬくもりのある手によって彼女の欲求は
阻まれてしまった。
 
 
「美味しそうじゃない。上手くできたわね」

完成したチョコレイトを見たかえでの口から出たのは、安堵の溜息と称賛の言葉であった。
チョコレイトを刻んでいる時の凄惨な状況を見ていた時には考えられなかった程の出来栄えである。

「当然ですわ。私を誰だと思っておりますの?」
「はいはい」

普段と同じ調子で胸を張り高笑いでも始めるのかと思われたすみれを、かえではそう言ってそれを制した。
別に上機嫌のままでもよかったのであるが、彼女の中にどうしてもはっきりさせておきたいことが
あったのである。

「で、この美味しそうな子達は誰にあげるのかしら?」

ずっと胸の中に燻っていた疑問を、かえではそのまま相手にぶつけた。

『世話になっている誰か』ということまでは相手の口から聞いていたものの、それが誰であるのかということを
彼女は一言もすみれの口から聞いてはいない。
普段しなれない手料理をしてまで尽くしたいという相手なのだから、すみれにとってそれはそれは
大切な人物なのだろう。

「……分かっていらっしゃる癖に」

かえでの言葉と同時に、すみれは眉間に皺を寄せた。
相手の反応は、彼女の予測通りのもの。
その指摘の通り、彼女はすみれがチョコレイトを贈る相手を大方予測していたのだった。
そしてすみれの反応は、予測を確信に変えるもので……

「えっ、私は知らないわよ?」

一割以下の不安要素を払拭したかえでの口元は、その言葉とは逆に笑みの形に曲がる。

「……ウソツキ」

相手の反応の全てがすみれの眉間の皺をより深いものへと変えたが、彼女がそう吐き捨てても
かえでの態度は変わらない。

確信を得たからこそ、かえでは敢えてすみれの口から答えを明かして欲しいのだから。

不機嫌を露わにした視線と、それとは真逆の期待に満ちた視線が暫く交差する。
しかしついに折れたのかすみれは大きな溜息を吐くと、出来上がったチョコレイトをひとつ取って
かえでの目の前に突き出した。

「あ、貴女以外の誰に……これを贈れとおっしゃいますの?」

視線をかえでの横の壁に向けたまま、すみれはそう相手に問いかける。
その言葉は羞恥心に煽られたせいなのだろう、語尾は殆ど聞き取ることはできない程、
微かな声であったけれども。

すみれの行動に満足したのか、はたまた感動したのか、かえでは満面の笑みを浮かべる。

そしてすみれの手首を掴み、その手にあるチョコレイトを自らの口で受け取った。
かえでの同時にかえでの口内が、チョコレイトの甘みと洋酒の香りに侵される。

「ちょ、か、かえでさん!?」

相手の行動に目を見開いたすみれが視線をかえでに向けると、チョコレイトを口に含んだ彼女はその指を
丁寧に舐めていた。
みるみるうちに頬を赤くそめたすみれの背中がびくりと反応した時になってやっと、
彼女は相手の手首を解放する。

「さっきの言葉、訂正するわ」

そう言って微笑んだかえでは、顔を真っ赤にしたままで呆然とするすみれの身体を自らの方へと抱き寄せた。
まだ何が起こったのか理解していないのか、それともすっかり抵抗する気を無くしているのか、
すみれは彼女にされるがままその胸に飛び込む。

「すみれから貰うチョコレイトは、とっても甘ったるい味がする」

かえではその称賛の言葉を、すみれの耳元で囁いた。
 
 
「かえでさん」
「ん?」

お互いに何も言わない時間が暫く流れた後、自らの名を呼ぶ相手の声にかえでは耳を傾ける。

「もし、私がこれを貴女以外の誰かに差し上げると言ったら……どうなさるんですの?」

俯いたままの相手のその唐突な質問が好奇心からきたものなのか、はたまた別のものなのかは
かえでには分からない。

「そう、ね……」

どう答えようかと思案し顔をあげたかえでの視界に入ったのは、チョコレイトがついたままのボウル。

単にまだ片づけていないだけのそれを見た途端、彼女の悪戯心に火がついた。

幸い手の届く範囲にあったそれの内側に指を滑らせ、チョコレイトを掬い取る。そしてその指の内側を、
俯いたすみれの頬の同じように滑らせた。

「な、何を……!?」

いきなりの相手の行為に驚いたすみれが顔を上げると、かえではその頬に付着したチョコレイトを
自らの舌で舐める。
そして茶色いそれが完全に取り除かれ、白と赤の混ざった美しい肌が露わになったすみれの頬に、
彼女はひとつキスを落とした。

「すみれは、どうして欲しい?」

目を丸くして自らの瞳を見つめるすみれにかえではそう問いかけると、まだチョコレイトの残るその指を
今度は相手の唇に滑らせた。

次にかえでが何をしようとしているのかがすみれにも分かったのか、彼女は躊躇いながらも
ゆっくりと瞼を閉じる。そして―――
 
甘い彩を添えられた桜色の果実に、かえではゆっくりと唇を寄せた。


+++++++++++++++
そういえば、月初めにカテゴリを更新致しました。
かえすみ、案外多かったんですね……! マリかえに迫る勢いか!?
ひたっすらいちゃこらしているだけなんですけどね! もう砂糖吐いてしまえばいいよ!!

しかし案外カンすみが少なかったことにびっくりです。もっと書いたような気がするんだけどなぁ……。
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