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皆様おはこんばんちは、何だかもの凄く久し振りに更新するらしい管理人2号でございます。
出現率が低すぎるのでかなりのレアですが、倒しても経験値は入りません(笑)

さて今回の更新は、既にひとつき経ってしまいました『月島ブルース』のレポでございます。
あの夢のような日々からもう一カ月ですよもう! 実感がありません。

しかし面白かったなぁ…あの舞台。できることならもう1回観たいでございます。
色々な感情が混ざり過ぎてさっぱりレポになっておりませんが…ッ! もしよろしければ、どうぞご覧下さいまし。





***************





Something TWO 第1回公演『月島ブルース』観覧レポ


皆様おはこんばんちは。

最近めっきりオンへの露出が減ったお陰で生存確認すらままならない管理人2号でございます。

そんな私
が本日顔を出した理由……それは言うまでも無く、10カ月前に狂喜乱舞した『月島ブルース』を
遂に観劇して来たからでございますよ!
(色んな意味で発狂しすぎた為に生気を無くしたせいでここまで更新が遅れたというのは勿論内緒)
全6回観劇してきた感想ですが、もう期待&想像以上に素晴らしかった!!

皆さんご存じの通り私の大好きなお三方のうちお二方がメインのお芝居ですから、そりゃあもう
ずっとずっと前から楽しみにしまくっていたのであります。

ええもう、気持ち悪いくらいに!!!!


ですがそんな裏では、期待ばかりが大きくなり過ぎて実際は…みたいな展開に不安を覚えて
おりました。

楽しみでありながらも、当日が結構怖かったりしましてね。

そして期待と不安の入り混じった初日を迎え観劇した(一番前ちょい右側のかぶりつき席でした…)
結果、そんなちっぽけな不安はすっかり吹き飛んでしまいましたよ。

いやあ、面白かった!!
本当に本当に、面白かった!!!

出演者贔屓を引いても有り余るくらい、楽しくて暖かくてそして何より面白い! 
そんな舞台でした。

やっぱり、役者って凄いなぁ……

そんな舞台の内容をつらつら書いていきますが、正直全然上手く表現できるとは思いません。
ですから皆様もし『第2回』の幕が開きましたら、是非とも足をお運びくださいまし。


『月島ブルース』

月島を舞台にオムニバス形式で様々なお話が展開されるのですが、メインは所属会社のやっつけ企画で
生まれた仲の悪いユニット『Something TWO』のお話。導入と締めにそれぞれ挿入されます。

見事完売された物販のCDも、彼女達のデビュー曲という設定でした。
それではここからは、全6話それぞれについてあらすじと感想をちょろっとずつ。


第一話「メイドのみやげ」

【あらすじ】
巣鴨で成功したメイド喫茶『メイドのみやげ(正式名称は分からず)』が2号店を月島にオープンさせるという
矢先のこと。愛さん扮する宮内店長とパートの面接に来た麗さん扮する『スダさん』のお話。
メイド服が似合った、という理由で採用の決まったスダさんを自ら教育すると、店長は彼女に表向きには秘密の
『裏メニュー』を伝授します。
その時スダさんが呟いた一言に店長は驚いて――

【感想】
麗さんの舞台を観るのは3回目でしたが、バニーちゃん・スパンコールの次はメイド服ですか(笑)
そして愛さんも麗しくメイド服ですか! 2人共とてもとても可愛かったですがッ!!
麗さんは黒淵眼鏡な上に髪もボサボサ、それでも可愛かったですががが!!!
そして役柄の年齢設定が実年齢とあまり変わらないのは、このお店のお客様の平均年齢が70歳
だからでしょう。
人気メニューはこぶ茶に梅こぶ茶にもんじゃ、お好み焼きに書く文字も「健康」「長寿」でございますよ。
そして挨拶も「いらっしゃいませ大旦那様」とご主人様よりワンランク上でございます。


ええそうなんです。あのお2人の「いらっしゃいませ大旦那様」を聞くことができるのです!! 
席によっては目の前で!!!!!

もっと言えば、「おいしくなぁれ、ふっ、ふ~☆」も聞くことができるのです!!!
スダさんは呪いかけてくるけどね!!!!(笑)

はい愛さんはとてもとても艶っぽくて私しんじゃうかと思いましたごめんなさい。
そしてご想像の通り、麗さん演じる『スダさん』はこういう店で働くことが想像できないような、かなり地味で
暗そうな方。
そんな彼女がメイドをしている姿がとて可笑しくて笑ってしまうのですが(『ふっ、ふ~』は本当に呪いとしか・笑)、
しかしそんな彼女がここを選んだ理由、それにほっこりさせられました。





第二話「ブロックサイン」

【あらすじ】
少年野球チーム『月島モンジャース』の監督(ゲスト:東地さん)が、レギュラー落ちしてしまった
少年の母親(麗さん)にファミレスでいいように弄ばれる話。
息子の為に母親は野球を徹底的に研究し、その内容はプロである監督も唸る程。しかし母親は
息子の為にというよりも、ある保護者に対して個人的な恨みがあるようで――

【感想】
スダさんとはガラリと変わり、キャピキャピで若づくりな母親を演じる麗さん。
思いっきり『ぶりっこ』な様子で監督に迫る様子がまた面白い。
あからさまにワザとやっている様子がありありと分かりました。
更に東地さんのツッコミのタイミングが素晴らしくて更に笑えます。

そしてこのお話の一番の盛り上がりはタイトルにもなっている「ブロックサイン」のシーン。
終盤母親はファミレスのドリンクバーで飲み物を監督に選ばせるのですが、それをサインで示せと
提案。人の多い場所でそんなことをしたくない監督は拒否しますが聞き入れられず渋々実行。
しかし母親は適当なサインでは動かず、遂には自らバッターボックスに立つ打者の振りまでして
監督のサインを待ちます。


その時のお2人の動きが面白くってですね。
最終的に監督は動きが大袈裟になっていくのですが、母親は自分が笑っちゃって仕舞いには
観察し始め挙句千秋楽にはしゃがんで観客といっしょに監督眺め始めておりました。

そんな麗さんの東地さんいぢりがとても面白かったです。


第三話「ダメ出し」

【あらすじ】
月島にある小さな公園で男(ゲスト:保倉さん)に呼び出された女(ゲスト:加地さん)。
いかにも訳アリといった体の2人は、初めて出会った日に思いを馳せる。
それはこの日と同じような静かな夜のこと。
秘密組織の一員であった二人はお互いに言葉を交わすことすらもままならないまま、やがて迫りくる
脅威に立ち向かうこととなる。

それは間もなく地球の大気圏内に突入しようとしている怪獣『デリシャス・ロブスター』であった――

……というあらすじの劇を演じる役者(上記の他にゲスト:佐藤さん)と演出家(愛さん)のお話。

【感想】
まずネーミングセンスからしておかしい(笑)
デリシャスロブスターにドンガラビッチ(男)、ペシャンコリーヌ(女)って何ぞ!

そしてストーリーもおかしい(笑)
まず変身呪文が長すぎる上にペシャンコリーヌ頑丈すぎるし、居酒屋の店員があからさまに
しつこい! シリアスな話してるのにどうしてそこに入ってこれるんやねん!
そして男はそんな居酒屋店員に容赦無しに変身・攻撃してんですか!!

……しかしそんなつまらない芝居の原因は、あくまでも役者。
高名な演出家はストーリーへの文句を一切受け付けてくれません。
しつこく口を出すと胸に抱えたジャンポ……じゃなかった「ガーディ」に攻撃されますのでご注意を。

まさかのジャン○ール登場に会場がどよめきました。
そのぬいぐるみに話しかける愛さんがとても可笑しい、しかし可愛い!

終盤『いい芝居、見せてね?』と言ってあんこ巻きを食べにパーティ会場へと行ってしまうの
ですが、その台詞で1度だけじゃんぽ…ガーディの声真似をして下さったのに私は凄く悶えました(真顔)

しかし愛さん、イヤな権力者の役が思いの外似合いますなぁ(笑)

そしてこのお話はゲストの皆様も凄かった。
演劇シーンのぶっ飛びっぷりをよく表現して下さった…会場は勿論どの回も爆笑の渦に包まれました。


第四話「月島楼炎上」

【あらすじ】
色好みの小説家の新作『月島楼炎上』は、語り手である「私」が恋をした遊女「さくら」との恋模様を描いた物語。
その小説家のお気に入りであった2人の遊女「浪速の女」(麗さん)と「博多の女」(愛さん)は、どちらも自分が
件の「さくら」だと言って譲らない。
物語の内容と実際の思い出を披露し合い論議を続けていくのだが、はたして「さくら」の正体は……?

【感想】
お2人とも着流しが、とても、とても、色っぽかったです(主張)
結構際どいところまで見えてしまうんですが、それでも下品に見えないところが素晴らしい!
しかし一番前だと目のやり場に困りました、ニヤニヤした……ッ!

そしてもうひとつ、お2人共日本酒の一升瓶が似合いすぎる(笑)
中身は水とのことですが、麗さんお酒じゃないとはいえ物凄い量を呑んでられました。
もしかして、呑み慣れてr……

更に更に、言い争いの場面はお2人共いかにも「罵声」といった感じで叫んでいらはるのですが、
ひとたび小説を朗読する場面になると物凄くイイ声に。
いや、マジでどこかのロシア人かと思いましたぜ麗さん(笑)声だけカッコよすぎる。
そういえば1度だけ愛さんに向かって「がうっ!」って威嚇していらはりましたね。

そんな愛さんは癒されすぎる。色っぽいけど爽やかなボイスでございました。

もう、色んな意味でたまりませんでした……!


第五話「メッセージ・フロム・ヘブン」

【あらすじ】
月島のとある場所に建つ廃屋。不気味なせいかご近所さんからも気味悪がられているその場所には、『ヘビ女』と
呼ばれる1人の老婆(麗さん)が住んでいた。噂によるとその老婆は死者と会話し、その言葉を聞くことができる
とのこと。そして噂を信じた人々がひっきりなしに老婆を訪ねてくるそうだ。
そしてこの日も、恋人を事故で亡くした1人の女性(ゲスト:佐藤さん)が廃屋を訪れ……

【感想】
麗さんの「ヘビ女」っぷりが素晴らし過ぎました。

まず恰好がドリフなんかによく出てくる変な老婆そっくり。
更に隙があれば舌をチロチロさせて笑わせてくる上、死者との会話のシーンがあまりにもナチュラルすぎたりして
笑えて仕方が無かったです。

しかしジェスチャーでは笑わせてくるのですが台詞は結構ツッコミ役で、暴走する女性(言動やなんかは明らかに
こっちの方がおかしい)のありとあらゆるところにビシビシ突っ込んでおりました。

いやこの話は結構ストーリーだけ並べれば結構ホロリとするイイ話だと思うのですよ。
しかし老婆の動きと女性の台詞があまりにも可笑し過ぎて(褒め言葉)…基本的に全てギャグ要素の強い
ストーリーですが、この話が一番の笑いどころだと思いました。

ここまで自分を壊すことができるなんて……役者ってやっぱ凄いや。


第六話「ヴィンテージ・オブ・1993」

【あらすじ】
20年振りの同窓会が終わった夜、年上の先輩(ゲスト:東地さん)を自らのマンションに呼んだ女性(愛さん)。
高級ワインを片手に思い出話に花を咲かせていた2人だったが、やがて話は思わぬ方向へ。
バンドを始めたという先輩の言葉に驚き、そして歓声を上げる女性。
インディーズでCDを発売するんだと得意気に言ったものの、やがて彼の言葉に女性は悲しみの底へと
突き落とされることに――

【感想】
どれもこれも大好きな話ではありますが、私は全六話中この話が一番のお気に入りです。

だって愛さんが、愛さんが全体的に可愛すぎて……!!!!!

衣装もちょっと春を意識してて可愛かったですし、髪型もウエーブがかった髪を少しまとめてふわふわさせてて
とてもとても可愛かったですし、先輩に20年越しの恋してるのがありありと分かってもうそんな愛さん可愛くって
仕方が無いじゃありませんか!!!!!

「だって先輩、いつも嘘付きなんだもん!」
「その代わり……私と結婚して下さい」
「20年間寝かせた味……」

この台詞を全て愛さんボイスで再生してみて下さいな!
それをボイスだけじゃなくて、あんなふわふわした衣装で愛さん本人が仰るんですぜ!!!
思い出しただけでニヤニヤしてしまう私のこの心情を一体どうやって書き表せばいいのかッ!!!

そしてあらすじのような場面の後色々ありまして結局先輩とは何事も無く別れてしまうのですが、そこからの
愛さん1人での演技がもう切なくってですね。

先輩を見送りフラフラと戻って来た後、力が抜けたように座ると残っていたワインを飲み干す。
そして食器を片づけにまた舞台袖に消えると、携帯を片手にまたフラフラと戻って来て暗い部屋を見渡してまた
力が抜けたように座る。

全て台詞が無い動きだけのシーンなのですが、呆然としたり泣きそうになったりする愛さんの表情がもう何とも
言えないんですよ。

そしてその後の極め付けが、槇ナントカさんの『もう恋な○てしない』のアカペラ。

電話越しに先輩と歌うっていうシチュなんですが、この曲を愛さんの歌声で聞くことができるなんて……! 
勿論サビの部分ほんの少しだけなんですが、それでもとても嬉しかった!

そして徐々にしゃくり声になっていく愛さんに泣いた。
(ええこの歌を間近で聴く為にわざわざ舞台から見て右手に座ったんですから自由席)

ホントに、そんなスペシャルな一話でございました。
愛さんいいなぁ、やっぱ、いいなぁ……。


プロローグ「デビューライブ」
エピローグ「十周年記念ライブ」 etc

【あらすじ】

話の中核となる売れないユニット「Something TWO」のお話
ソロであまりにも売れなかったが為に会社が自棄になって組ませた、という2人(勿論麗さん&愛さん)。
結成当初は怒鳴り合ってばかりいた為に長くは続かないものと、本人達をはじめ誰もが思っていたのだが、
何とデビュー曲『月島ブルース』が大ヒット。有線大賞候補にまで上り詰めるという結果に。

そして時は流れ、色々なことがありながらも10周年を迎えた2人。
デビューライブを開催したのと同じ場所で、10周年記念ライブの幕が上がります。

【感想】
ロック! な麗さんと80年代風味な愛さん。プロローグの怒鳴り合いは勿論所々笑えましたが、散々罵り合った
後に『だから売れなかったのよ!!!!』と2人で叫ぶ場面は迫力があり、どの回も客席が静まり返ったのを
覚えています。その前の言い合いも、打てば返すという感じでテンポがとてもよかった。

そして10年後のエピローグでは、何だかんだ言い合いながらも気が合っているような2人にほっこり致しました。
いやぁ丸くなりましたねぇお2人さん(笑)

ラストに近い場面で、愛さんが麗さんに御礼を言いたそうな素振りを見せた辺りのやりとりはとてもくすぐったく
感じました。

最後のライブシーンはキャストの方も総出で、CDにもなった『月島ブルース』を合唱。回を重ねるごとにオマケの「ハガシ」を鳴らす所を客席も一緒になって鳴らしたりして、とても一体感のあるステージとなりました。

31ab53c6.jpeg


【まとめ】
以上とりとめも無く記憶のままに書いて参りました。
最初にも書きましたが、私はこの舞台がとてもとても大好きです。
思いっきり笑えて少しホロリとして心が温かくなる――そんな元気を貰える舞台でした。
皆様是非第2回(愛さんは『予告の予告の予告』と仰っていましたが、期待しちゃいますから!)には、足を運んで
下さいませ。
私も状況が許す限り、こっそりこっそり馳せ参じます!

そして最後に少々オマケ。
千秋楽公演にて。プロローグでは麗さんがティッシュをゴミ箱に捨てず床に落としてしまうところから物語が
始まるのですが、エピローグでも同じシチュエーションがあり、愛さんがそれをゴミ箱に捨てて既視感を覚える
という場面があります。
それは過去と現在を繋ぐ重要な鍵なのですが千秋楽エピローグにて麗さん、まさかのゴミ箱ホールインワン(笑)
本人は客席を向いている為気付かれなかったのですが、客席から歓声と共に拍手が巻き起こり麗さんは慌てて
もう一枚ティッシュを放り投げたのでした。

最後のキャスト挨拶でも愛さんにそこを突っ込まれて、麗さん苦笑い。

普段はCDのオマケを『もんじゃ』と言ってみたり(『ハガシ』ですよ)、何の前振りも無く「何が食べたいですか?」
と言ってみたり(お昼食べる時間が無いのかお腹空いてたんだと思います)とボケ倒す愛さんにすかさず
突っ込む麗さんでしたが、千秋楽だけは見事に立ち場が逆転しておりました、という話。

そんなイイユニットなんですから、是非もう1回! いや1回と言わず2、3回!
欲を言えばもう定期公演で……!!!!

そんな期待に胸を膨らませ、この辺りで閉めさせて頂きます。
ここまでこんな妄想レポをお読み頂き、ありがとうございました。
さあ、正確なレポを探しにいってらっしゃいませ~!!!
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